« 久々の麻雀 | メイン | 花見 »

『砦なき者』

『砦なき者』(野沢尚著)を読んだ。

『破線のマリス』の続編。
舞台は変わらずテレビ局報道番組。
タイトルの砦とは、テレビ局を指す。
テレビ局の牙城に守られない者たちの戦いだ。

テレビというメディアを想いのまま利用する青年の仮面を被った怪物、それに対する自身のパラドクスから正面から戦うことのできないテレビ局。
そんな構図で最後の場面へと導かれていく。

他の小説にはなかなかないメディア批判ともとれる題材の切り口が斬新で面白い。
とはいいつつも、読んでいて、ストーリー内容ほどの高揚感を感じなかったのがちともの寂しいかな。

テレビの見方がちょっとだけ変わりそうだ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://orangelip.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/179

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年03月30日 09:42に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「久々の麻雀」です。

次の投稿は「花見」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type